あれ? なんか萬の首傾いてない???
と 夫婦同時に気がついたのが 2014年10月20日頃。
ある日突然に、だったと思う。
この時はまだ30度くらいの傾き。
食欲あり、嘔吐なし、歩行も正常。
不安になり すぐにかかりつけ医へ。
萬の年齢からも、まず考えられるのは突発性前庭疾患。
ただ、斜頚の症状だけで、元気があり、眼振もなく、歩行も問題なし。
先生も首を捻りつつ、とりあえずステロイドと抗生物質の投与。
毎週のように病院に通い、薬の調整を行うことに。
↑ 11月。
首の傾きが ひどくなる。
↑ 12月。
一番 傾いていた頃。 45度位の傾き。
まっすぐ歩くものの、振り返ったり、飛びついたりするときに
よろめいて転ぶことも。
かかりつけ医はう~ん…と うなるばかり。
突発性にしては、他の症状がないし、薬で改善もしていかない。
ステロイドも萬の体では 目一杯の量に達してしまい、
これを2ヶ月以上続けるのは 難しい。
原因をさぐるには、MRIを撮るしかない、と。
薬が効いていない、原因がわからない。
萬の身に 何が起きているの?
でも、この頃をピークに すこしずつ、
傾きに改善が見られる。
薬が効いているのか?
動物の本能なのか?
↑
のちに、大学病院のドクターに聞いた話。
犬は たとえ病気が良くなっていなくても、
“あれ?なんか視界が曲がってるぞ?”と感じ、
見えているものに合わせ 自分で首の角度を修正する、
真っ暗闇に置いて 暗視カメラで見てみるとやっぱり曲がっている、
ということがあるそう。
かかりつけ医は、再度MRIを勧める。
何らかの要因での前庭疾患なのだろうけど、
その要因の可能性として 脳腫瘍や脳炎などが考えられる。
むしろ、突発性の可能性が低いとすると、
脳の異常を想定しなければならない、と。
このまま様子を見て、ある日突然悪化、という事態も否定できないと言う。
MRI(麻酔)のリスクはあるけれど、
萬は短頭種にしては そのリスクは低いと思うという かかりつけ医の言葉もあり
やるなら早いうちに、と一番早い2月に大学病院の予約をした。
続く
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